この記事では、自宅で簡単に生ゴミを1/5に軽量化できる、「recolte(レコルト)の生ごみ処理機」のメリット・デメリットをまとめました。
メリット・デメリットは以下の通り。メリットがデメリットを上回る価値ある商品ということがわかりました。
メリット | デメリット |
---|---|
シンプルで可愛いデザイン 粉砕式なので生ゴミのカサが大幅に減る 乾燥処理後のゴミを肥料として活用できる | サイズが大きい 維持費がかかる 値段が高い 野菜などは5cm以下にカットして入れる必要がある 入れてはいけないものに注意が必要 手入れにやや手間がかかる |
詳しく説明していきます。
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レコルトの生ごみ処理機の特徴
まず初めにレコルトの生ごみ処理機の特徴をまとめました。
日本のメーカー「レコルト」から販売
レコルトは2009年に日本で誕生したメーカーです。「今どきの暮らしにちょうどいい」を大切に日本のキッチンに置きやすいサイズ感やインテリアにマッチするカラー展開のキッチン家電を販売しています。
有名な人気商品としてはカプセルカッターや自動調理ポット、プレスサンドメーカーなどがあります。
可愛い見た目
今までの生ごみ処理機にはなかったクリームホワイトという色味。何とも言えない可愛さで、見えるところに置いていてもインテリアにマッチします。
ほどよいサイズ感
レコルトの生ごみ処理機の大きさは横幅28cm、高さ30.5cm、奥行36.5cmです。
生ごみ処理機ルーフェンの大きさは横幅27cm、高さ35cm、奥行27.5cmで、後ろの脱臭フィルターケースまで含めると奥行は38cmと、ほとんど同じ大きさですね。
乾燥+粉砕式
手軽な生ごみ処理機のルーフェンやパリパリキューは、乾燥式で、粉砕式ではありません。
一方このレコルトは、乾燥後に細かく「粉砕」する乾燥+粉砕式。
生ごみの跡形もなく粉になっていますね。
お手入れ簡単自動「クリーニングモード」あり
バスケットの中身を空にしたあと、ボタンを押すだけで自動で掃除してくれるクリーニングモードが搭載されています。
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レコルトの生ごみ処理機の口コミ
レコルトの生ごみ処理機は2023年7月14日に発売された商品で、比較的新しい生ごみ処理機です。X(旧Twitter)では口コミは見当たりませんでした。
Amazonのレビューもなかったですが、楽天のインテリアショップroomyでは28件のレビューが載っています。
どれも高評価が多かったです。
レコルト生ごみ処理機のデメリット
まずは気になるデメリットからお伝えします。
サイズが大きい
レコルト生ごみ処理機の大きさは横幅28cm、高さ30.5cm、奥行36.5cmで結構場所をとります。
我が家は賃貸の狭いキッチンシンク横の作業スペースに置くとまな板を置く場所がなくなってしまいます。
戸建てやマンションの広いキッチンならそれほど気になる大きさではなく、背面のキッチンボード(カップボード)に置くと絵になるおしゃれさですよ。
維持費がかかる
維持費にはフィルターの交換と電気代があります。
脱臭フィルターの交換維持費
レコルトの生ごみ処理機は、パリパリキューやルーフェンと同じく活性炭フィルター(カートリッジ)を使用しています。6~8か月に1回フィルター交換が必要です。
交換時期になるとフィルター交換ランプが自動で点灯するのでわかりやすいです。
楽天では送料込みで4,400円です。
6ヶ月で交換した場合、1日約24円、8ヶ月だと約18円の維持費となります。
電気代
レコルト生ごみ処理機は消費電力が500Wです。処理時間は約300gで約6時間、約1,500gで約10時間。
電化製品の電気代は、消費電力量(kWh)×電力量料金(円/kWh)で計算します。
0.5kWh×電力量料金31円/kWh=15.5円/h
※電気料金を全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算
6時間利用したら93円、10時間で155円となります。ゴミの量により消費電力は変動する可能性があるためあくまでも単純計算での話になります。
維持費は電気代とカートリッジ交換合わせて1日あたり約111円~179円
値段が高い
レコルト生ごみ処理機の本体価格は、41,800円(税込)です。気軽に購入できる値段ではないですよね。。
しかし他の生ごみ処理機に比べると同じくらいかやや安いと思います。
生ごみ処理機の自治体の補助金も利用できるのでお得に購入できる可能性があります。
野菜などは5cm以下にカットして入れる必要がある
乾燥だけでなく粉砕までしてくれるので、繊維の多い野菜などは5cm以下に切って投入する必要があります。
羽根に巻き付き、十分に粉砕できないことがあるとのことです。
入れてはいけないものに注意が必要
乾燥式のルーフェンは、紙ゴミなどが混ざっても問題ないですが、レコルトの生ごみ処理機は、生ごみ以外のゴミは一切入れてはいけません。生ゴミに混ざりがちな貝殻やラップなど、都度確認が必要です。
手入れにやや手間がかかる
レコルトの生ごみ処理機は粉砕式でバスケットがずっしり重いです。乾燥のみの生ごみ処理機のバスケットは食洗機が使える軽いものもありますが、レコルトの生ごみ処理機は食洗機は使えません。
クリーニングモードがあるのでおおまかな汚れは自動で手入れができますが、粉砕の刃の部分にごみが挟まることもあり、やや手入れに手間がかかります。
また、バスケットの他にカバー、フタパッキン、水受けトレイの水洗いも必要です。
レコルトの生ごみ処理機のメリット
メリットもまとめました。
シンプルで可愛いデザイン
キッチンやリビングにもなじむシンプルなデザイン。あまりないナチュラルカラーで、どんなインテリアにもマッチします。
生ごみ処理機の中では好みにもよりますが個人的には一番かわいいと感じました。
粉砕式なので生ゴミのカサが大幅に減る
原型をとどめないほど細かくなり、ごみ捨てが大幅に楽になります。ゴミ袋代も節約できますね。
乾燥処理後のゴミを肥料として活用できる
乾燥だけしたものは肥料に再利用しにくいですが、粉砕されたボミは、プランターで熟成させて肥料にすることができます。
家庭菜園をしている方には特に嬉しいですね。
レコルトとルーフェン、パリパリキュー等他社製品の比較
他の製品との違いも気になるので比較してみました。
生ゴミ処理機の種類
生ごみ処理機には大きく分けて、乾燥式とバイオ式(コンポスト式)、ハイブリッド式のごみ処理方式があります。
それぞれの特徴を簡単に説明します。
乾燥式
熱風を送って生ゴミの水分を蒸発させる仕組みで、数時間で乾燥が完了し、そのままゴミとして捨てられます。
地面に埋めることもできますが、堆肥になるまで時間がかかることが多く肥料として使いたい方には不向きです。
バイオ式(コンポスト式)
生ごみを専用の処理剤(バイオ剤)と混ぜることで、微生物が生ゴミを分解してくれます。
処理時に腐葉土のようなにおいがするので、屋外に設置して使用することも多いです。
ハイブリッド式
乾燥式とコンポスト式の両方の特徴を併せ持つのが「ハイブリッド式」です。
専用の処理剤と生ゴミを混ぜ合わせて、温風をかけて生ごみを堆肥化する仕組みです。
ルーフェンやパリパリキューと比較
よく比較される生ごみ処理機、ルーフェンとパリパリキューと比較しました。
パリパリキューとパリパリキューブがありますが、シンプルな白いデザインでよく比較される「パリパリキュー」と比較しています。
ルーフェンは運転モードの切り替えはなく、一つのモードのみのところ、パリパリキューはなんでも入れていい「標準モード」と、野菜くずのみの「ソフトモード」があります。
ルーフェンは扉式でパカッと前から開けてゴミを途中投入できるのに対し、パリパリキューは上部から開けるタイプになっていて、ゴミの途中投入はできません。
電気代などはルーフェンの機能同様の標準モードで比較しています。
レコルト RDP-1W | ルーフェン SLW01 | パリパリキュー PPC-11 | |
---|---|---|---|
処理方式 | 温風乾燥式+粉砕式 | 温風空気循環乾燥方式 | 温風乾燥式 |
サイズ(cm) | 28×36.5×30.5 | 27×27.5×35 | 23×27×27 |
重さ | 約7.5kg | 6kg | 4.1kg |
最大処理容量 | 約7.5L 1日1.5kgまで | 約5L 1日1kgまで | 約2.8L 約1kg/回 |
脱臭方式 | 活性炭脱臭フィルター | 自立式活性炭脱臭フィルター | 活性炭脱臭フィルター |
処理時間 | 約300gで約6時間 約1500gで約10時間 | 約1~8時間 | 約7.5~10.5時間 (標準モード) |
運転音 | 45db以下 | 30db | 36dB |
バスケットの手入れ | 水洗い〇 食洗器× | 水洗い〇 食洗器〇 | 水洗い〇 食洗器× |
消費電力 | 500W | 平均90W | 300W |
電気料金 | 1日93円~155円 | 1日20円 | 1日28円~45円 (標準モード) |
フィルターの価格 | (6~8ヶ月に1回) 4,400円 | (3~6ヶ月に1回) 4,574円 | (4~9 ヶ月に1回) 5,060円 |
特徴 | 紙くずなど食品以外は入れてはいけない 途中投入できない | 紙くずなど食品以外も投入可能分別の手間がかからない | 紙くずなど食品以外も投入可能分別の手間がかからない 途中投入できない |
価格 | 41,800円 | 53,688円 (ルーフェン公式サイト) | 34,980円~ (楽天など) |
レコルトは粉砕式でゴミが細かくなる一方、生ごみ以外は入れてはいけないことや、途中投入できないこと、本体も重いなどデメリットはあるものの見た目の可愛さとゴミのカサが減るメリットがあります。
まずはお試ししてみるのもおすすめです。
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レコルトの生ごみ処理機を使用してゴミのストレスをなくそう
レコルトの生ごみ処理機を使用するとこんな未来が待っています。
- 生ゴミの悪臭やコバエのストレスから解放される
- 週2回パンパンの重いゴミ袋を集積所に持って行っていたが、週1回のゴミ捨てでも間に合う
- ゴミストレスから解放されて家事効率もアップ!心にゆとりがうまれる
デザインも可愛くてゴミが減ってキッチンが片付き、ごみ処理が楽しくなりますよ。
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つねこ